これはInterSystems FAQサイトの記事です。
ISCLOG を有効にすることにより、CSP(REST)アクセスに関連するログ情報を収集できます。これを使用して CSP(REST)でのトラブル時の調査を行うことが可能です。
◎このツールをトラブルシューティングに使用する場合は、基本的に、エラーを(意図的に)再現できる状況で使用します。
他のウェブアクセス等がない状態で、単体実行してエラーを発生させ、このログを取得して調査します。
手順は以下のとおりです。
① ログをクリアします。
//IRIS
Kill ^ISCLOG
//Caché
Kill ^%ISCLOG
② ロギングレベルを設定します。
Set ^%ISCLOG=3
#0 ― ログを記録しません。
#1 ― 例外的なイベント (エラー・メッセージなど) のみをログに記録します。
#2 ― 'method ABC invoked with parameters X,Y,Z and returned 1234' などの詳細な情報をログに記録します。
#3 ― HTTP 要求から受け取ったデータなどの未処理のデータをログに記録します。
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③ CSPでエラーになる処理を行います。
④ ロギングを無効に設定します。
Set ^%ISCLOG=0
⑤ 詳細ログは、^ISCLOGグローバル(Cachéでは^%ISCLOG)に保存されます。
ISCLOGの詳細については、以下のドキュメントをご参照ください。
ドキュメント:埋め込み言語による開発 > Web API および Web アプリケーション > CSP > ログ
ログの内容について、インターシステムズで解析が必要な場合には、以下の手順でグローバルをエクスポートし、カスタマーサポートセンターまでご連絡ください。
ターミナルで以下の要領で ^ISCLOG グローバル(Cachéでは、^%ISCLOGグローバル)をエクスポートします。
USER>zn "%SYS"
%SYS>d ^%GOF
Write globals to file/tape for fast input to InterSystems IRIS
Device: e:\temp\isclog.gof
file format: ("UNW*") =>
Maximum media size (bytes): (No maximum)
Enter a short description of the contents of this tape or file
Description:
All Globals? No => No
Global ^ISCLOG
Global ^
1 global selected from 61 available globals. All globals that are mapped to another namespace will not be saved.
Use %GO or GUI Cache format to save this data.
^%ISCLOG 1 data block written
1 blocks written in 0 minutes, 0 seconds
%SYS>
上記で出力されたグローバルエクスポートファイル(isclog.gof)をお送りください。